1: coffeemilk ★ 2015/03/04(水) 00:59:39.87 ID:???*.net BE:287993214-2BP(1012)
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 ハゲ・デブ・臭い・下半身……男の悩みはいつも悲しい。中でもハゲは深刻だ。すべての男がハゲるなら構わないが、まったくハゲない男も多く、一体、その違いは何だ? 

 その違いを探して、過去、いろいろな説が立てられてきた。脱毛・薄毛が起きる本当ののメカニズムを踏まえ、ちまたのハゲに関する噂を検証する(加齢による男性の脱毛以外は本稿では触れない)。

1.頭皮が汚れるとハゲる

 頭皮が汚れると髪が抜けると言われてきた。毛穴に脂肪が詰まると、それが酸化し、活性酸素が毛根の細胞にダメージを与えて髪の成長を阻害するという説だ。洗髪やマッサージで毛穴に詰まった脂肪を取り除くことが、髪に良いとする。

 カツラメーカーや育毛・発毛サロンで、そんな話を聞いてお金を払ったという人もいるだろう。髪が生えたという使用前・使用後のユーザーの写真を見た人も多いと思う。

 毛穴に脂肪が詰まって酸化するのは事実だ。しかしだからといって、それで髪の細胞が死ぬかというとそう話は単純ではない。

 脂肪が髪の毛に影響しないことは、何十年も前から医学論文があり、まず間違いない。なぜ脂肪が詰まっても髪が抜けないかというと、頭皮には皮膚常在菌という菌が棲みつき、脂を食べてしまうからだ。
また酸化した脂肪によって傷つくより細胞の代謝サイクルが早いため、悪影響が出ないとも。頭皮を清潔にしないと髪が抜けるという話はガセだ。

 ではなぜ頭皮マッサージで髪が生えた人がいるのか? フィナステリドやミノキシジルといった本物の毛生え薬の臨床データを見ると、比較のために偽薬を飲ませた人のうち、10%近い人に髪が生えている。

 これはストレス性の脱毛集団だ。脱毛がストレスになり、そのために髪が抜け、さらに心配してもっと抜けるという、ネガティブサイクルに心がはまり込んでしまっている。
そうした人に頭皮マッサージは効く。生えると信じたことでストレスが緩和され、髪が生える。髪は思い込みで抜けたり生えたりするのだ。

2.頭皮を叩くと髪が生える

 ブラシでハゲた頭を叩くと、髪が生える……物理的な刺激が毛根の細胞を活性化させ、再び髪を生えさせるという説。
血が出るほどブラシでハゲ頭を叩く父親というのは、昔のマンガの定番だったが、9割以上の人には生えない。むしろ頭皮が痛むため、残った毛根まで抜ける可能性がある。

 しかし例外はある。美容皮膚科医に聞いたら、レーザー脱毛をした女子高生のすねから、ものすごく元気な毛が生えてきたそうだ。毛根を焼き切るはずのレーザーが逆に刺激し、すね毛をパワーアップさせたらしい。

 だからブラシで頭皮を叩いて髪が生える可能性はゼロではないが、宝くじが当たった前提で新車を買うような、そういうバカな真似は慎んだ方がいいと思う。

3.エッチをしすぎるとハゲる

 エッチな気持ちの原因は男性ホルモン、その大半を占めるテストステロンのせいだ。男女問わず、これは同じ。閉経した熟女がエッチに目覚めるのは、女性ホルモンが極度に低下し、男性ホルモンが優位に立つからだ。

 テストステロンは5α-還元酵素によってジヒドロテストステロン=DHTに変化、このDHTが脱毛の原因物質。フィナステリド:毛生え薬プロペシアの主成分は、5α-還元酵素を阻害し、DHTを作らせない。だから髪が抜けなくなる。

 エッチが大好き→テストステロンが多い→脱毛しやすい、ここまでは正しい。ところが脱毛はもうひとつ、原因がある。DHTの受容体が毛根の細胞に多いかどうかでも決まる。
テストステロンが多い体質でも、受容体が少なければ、髪が抜けないのだ。ものすごくエッチなのに髪がフサフサの人は、遺伝的にDHTの受容体が少ない。

 頭を使いすぎるとハゲるというのも同じ理由だ。知性を生み出す大脳皮質の成長には、テストステロンが深く関わっている。
テストステロンが多い→頭がいい、なのだ(あくまでバランスの問題ではあるが)。頭を使うとハゲるのではなく、ハゲる人には頭のいい人が多い、が正解。

 ちなみに白髪の人はハゲないというものが、あれはハゲちゃった人は白髪も残っていないだけの話だ。テストステロンと同じく、原因と結果が逆なのだ。

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http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9840424/

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